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1型糖尿病

1型糖尿病の息子にかかる医療費が2000万の理由。

投稿日:2020年5月4日 更新日:

こんにちは、azusa@ズボラ主婦(twitter@m_fire_)です。

今日は、このブログのタイトルにもある、息子の医療費に2,000万円かかる理由をお伝えしようと思います。

1型糖尿病って?

ズボラ主婦の次男(現在2歳)は1歳の時に1型糖尿病という病気を発症しました。

糖尿病というと、生活習慣病と言われる糖尿病を思い浮かべる方も多いと思いますが(ズボラ主婦も最初はそうでした。)生活習慣が主な原因となる糖尿病は2型糖尿病といい、糖尿病患者の95%を占めます。

※全ての2型糖尿病の方に生活習慣の問題がある訳ではありません。

1型糖尿病は食事や運動不足などの生活習慣は関係なく、インスリンを作るすい臓のβ細胞の破壊により発病します。

1型糖尿病は糖尿病患者の5%ほど、10万人に1〜2人の発症と稀な疾患ですが、小児期を中心にどの年代にも起こり得る病気です。

1型糖尿病は、現在の医療では根治しない、不治の病です。

1型糖尿病

1型糖尿病でかかる医療費は?(20歳まで)

1型糖尿病はすい臓のβ細胞が破壊され、すい臓からインスリンがほとんど出なくなるため、一生涯に渡って身体にインスリンを投与する必要があります。

20歳までは医療・福祉的な支援制度がいくつかあります。

子ども医療費助成制度

各自治体によって助成内容は違いますが、ズボラ主婦の住んでいる自治体では18歳まで、

  • 1病院につき、自己負担額が1回500円、月の上限1,000円
  • 複数の病院を受診する場合、月の自己負担額の上限は2,500円

の助成があります。

小児慢性特定疾病医療費助成

18歳未満(引き続き治療が必要な場合は20歳まで)の児童に対し、所得に応じて、月の自己負担額が1,250円〜15,000円に。

小児慢性特定疾病情報センター

特別児童扶養手当

精神又は身体に障害を有する児童を養育する保護者に対する手当。
2級で34,300円

厚生労働省特別児童扶養手当

※1型糖尿病の場合、子ども自身がインスリン治療を自らで行えない場合に限られており、10歳〜12歳ぐらいになると認定されなくなるようです。

このように、20歳までは医療・福祉的な支援があるため、医療費をほぼ気にせずに治療をすることができますが、18歳〜20歳になると上記3つの支援が全てなくなります。

1型糖尿病でかかる医療費は?(20歳以降)

医療・福祉的な支援がなくなる20歳以降、保険適用後の標準的な医療費は、

  • ペン型注射器の場合:15,000円〜20,000円
  • インスリンポンプなど医療機器使用する場合:20,000円〜35,000円
インスリンポンプ


ズボラ主婦の次男はインスリンポンプという医療機器を使用しています。

現在、次男は子ども医療費助成制度があるため、インスリンポンプを使用しても、病院での自己負担は月に500円〜1,000円です。

しかし、20歳以降はインスリンポンプを使用するには医療費が20,000円〜35,000円と大幅にアップすることになります。

20歳を越えると治療デバイスが進化しても医療費が高額なため、それを選択できないという問題もあるようです。

1型糖尿病は現在の医療では根治しないので、上記の医療費が一生かかるということになります。

仮に寿命を80歳とし、20歳〜80歳までの60年間、インスリンポンプを使用した場合の医療費を月30,000円と仮定した場合、

60年×(月30,000円×12ヶ月)=21,600,000円

と、なんと2,000万円もの医療費が必要になります。

※ペン型注射器の場合でも最低1,000万!

ペン型注射器

悲しいことに、寿命が延びれば延びるほど、医療費の負担はどんどん増えていきます。

ズボラ主婦は次男の将来の医療費負担を減らすため、次男が独立するまでに医療費2000万を出来る限り貯めてあげたいと思っています。

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